今回、令和4年度に開催された料理人コンクールの成績最優秀者の西原一樹さん(La sette[広島市中区])、渡辺歩さん(広島ガーデンパレス[広島市東区])と、今年6月に本県の修業支援を活用してフランスでの研修を控えている西村直貴さん(中土[広島市中区])が湯﨑広島県知事を表敬し,知事からはコンクールの賞状等を授与しました。
また若手料理人の育成には、店舗の協力が不可欠であることから令和3年度から店舗表彰も開始しました。成績優秀者を輩出した店舗を代表して、La sette オーナーシェフの北村英紀さんと、広島ガーデンパレス営業係長鎧坂知享さんにトロフィーを授与しました。
西原さんは,「本場イタリアで修業し,将来は独立し広島の美味しい食材をPRできるお店を開きたいと思っています。」と修業へ意欲を見せています。
渡辺さんも,「前回出場した際に2位だった悔しさをバネに頑張ってきてよかったです。」と語りました。

(左から,北村氏,西原氏,湯﨑知事,渡辺氏,鎧坂氏)
6月下旬に県の修業制度を活用してフランス修業へ行く西村さん。
「修業先では伝統的なフランス料理の技術、家庭料理や文化についても学んできたいと考えています。少し敷居が高いと思われているフランス料理が、より身近な存在になるよう努力し、広島は、気候が良くとても食に恵まれているので、広島の良さをもっと発信していくひとりになりたいです。」と湯﨑知事に意気込みを伝えました。

(決意表明をする西村氏) (左から,西村氏,湯﨑知事)
知事からは,「今年も多くの優秀な若手料理人がコンクールに参加してくれたことを嬉しく思います。食は人を惹き つけるものであり,日常も特別な記念日にも彩りを添え、心を豊かにしてくれます。『食』とは、食べるだけでなく、生産者か食事をする人まで繋がる1つのチェーンの中で、食文化を築いています。本県では、イノベーション等の人材の育成に注視した取組を行っていますが、料理人も高度人材であると捉えており、国内外での修業支援も継続して実施してきました。今回この支援制度を活用して渡仏する西村さんも,本場で、シェフが料理に込める想い等も学び、広島ならではの形で花開かせてください。」との激励の言葉がありました。
広島県は料理人の育成,活用に引き続き取り組んでいきます。
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