広島市南区にある進徳女子高等学校。同校には、将来、食の分野で活躍できる人材を育てるための「国際食育デザイン科」というコースがあります。
栄養学や食品衛生学などの基礎知識が学べるほか、1年生で西洋料理、2年生で日本料理、3年生で中国料理といったように、幅広いジャンルの調理技術が習得できるのが特徴です。
また、全過程を終了すれば、卒業と同時に国家資格である『調理師免許』が取得できるなど、まさに国際的な知識と技術を持った食の人材が同校から輩出されています。
国際食育デザイン科の生徒さんの活動は校内にとどまらず、地元企業等とコラボした商品開発にも積極的に取り組んでいます。
例えば、㈱フレスタさんと連携した商品開発。産学連携の一環として、生徒の皆さんが考案したレシピを商品化してフレスタ全店で販売するという取組を、2019年から行っておられます。
この他にも東武トップツアーズ㈱さんとのおせちプロジェクトや南区役所・南区菓子店さんとのスイーツ開発、広島協同乳業㈱さんとの牛乳を使ったレシピ開発など、若者ならではのアイデアを活かして、食を通じて地域を盛り上げています。
このたび、広島県が主催する「ひろしま料理人コンクール」にて、実技審査会場として同校にご協力いただくとともに、生徒の皆さんにも審査の補助員としてご参加いただきました。
広島の食の未来を担う、若き料理人たちが挑む同コンクール。その手捌きを間近で見た体験は、生徒の皆さんにとっても、良い学びになってくれたのではないでしょうか。
これからも広島の食を盛り上げる同校の活動を、広島県も応援していきます!
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