
ひろしま料理人コンクールとは
広島県では、「ひろしまは美味しさの宝庫である」というブランドイメージの向上を目指しており、料理人コンクール実行委員会と協働して、次世代を担う若手料理人を発掘・育成するため、西洋料理人を対象とした「ひろしまシェフ・コンクール」及び和食料理人を対象とした「ひろしま和食料理人コンクール」を開催しています。書類審査、面接審査を経て実施される実技審査にて、指定された課題食材を用いた料理で競い、成績優秀者を選定します。
県内はもちろん、県外在住の40歳以下の若手料理人を対象としており、将来、広島を代表する料理店、料理人になっていただくための支援を行っています。
〈スケジュール〉※年度によって変更となる場合があります。
【3~4月】プレエントリー開始
【8月】コンクール参加募集開始 令和7年度ひろしま料理人コンクールエントリー募集中
【11月】面接審査
【2月】実技審査・表彰
〈コンクールの様子〉
(洋食部門(上)と和食部門(下)それぞれ課題に応じて調理を行う)
〈過去のコンクール結果〉
【ひろしまシェフ・コンクール】
【ひろしま和食料理人コンクール】
〈過去の作品例〉
成績優秀者への支援について
本コンクールの大きな特徴の1つが、コンクール優勝者の国内外での修業支援です。最大720万円の修業資金サポートを行い、一定の条件を満たせば全額返還免除となります。
<本支援を活用してイタリアで修業し、開業したgrutaオーナーシェフの鶴田さんの声>
※令和5年度挑戦者募集動画内
〈参加者の声〉
●今まで料理人をやめずにがんばってきてよかったと素直に思います。
●受賞したのは自分よりも若い料理人たちばかり。悔しいけれど、その悔しさが味わえたことが何より収穫だったかもしれない。
●審査員の方たちの講評を聞き、自分はまだまだだなと感じた。今後は調理の技術だけでなく、数多の食材が育つ環境や、その土地が持つ歴史、文化という背景まで深く勉強していきたいと思う。
●昨年も出場して受賞を逃し、もう出場しないと思うくらい悔しかった。今回もまた同じ気持ちになっているけれど、きっとまたコンクールの時期が近づくと、調理台に向かうんだと思う。
●4度目の挑戦での優勝。今まで毎回悔しい思いをしてきて、今度こそ絶対に優勝してフランスに行くんだと強い気持ちで臨んだ。
〈審査員の声〉
中村 勝宏(日本ホテル㈱取締役総括名誉総料理長)
ひとつの料理をつくり作り上げても決して完成とは言えない。われわれの仕事はエンドレスです。自分の料理に満足することなく、これからもっと精進してほしい。
吉野 建(レストラン タテルヨシノ)
現代は料理人として腕を磨き前進していくという思いがあれば、世界に羽ばたくこともできる時代ですので、より一層頑張ってほしいと思います。
また、長年にわたり、本コンクールが継続できているのも、趣旨に賛同してくださる協賛企業の皆様のおかげです。
(令和6年度ひろしま料理人コンクール協賛企業様一覧)
今後も広島県一丸となって、「おいしい!広島」の実現に向けて取り組んでまいります。ぜひ、広島にお越しいただき、広島の食を満喫していただけたらと思います。
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