
牡蠣=冬というイメージが定着している日本。
その最たる理由は牡蠣の多くが夏に産卵をするために身が痩せてしまい,味そのものが落ちてしまうから。また殻付きの生牡蠣の出荷時期も10月から3月と決まっており,そもそも美味しい牡蠣が年間を通して流通していませんでした。
ところが広島県立総合技術研究所水産海洋技術センターで開発された夏に産卵しない牡蠣「かき小町」が登場し,夏場も牡蠣の出荷が可能になりました。
時期的なものだけでなく,この「かき小町」は大きさもこれまでのサイズの1.5倍。
中国等のアジア圏では,大きさ=おもてなしの心,ということでより大きな牡蠣を求められることがあります。また世界では,1年を通して牡蠣が出回っているため,「サイズ」と「出荷時期」の2つをクリアすることで,今後の海外展開が期待されています。
製造は1日300個,月に7,000個,年間でも70,000個とまだ限りはありますが,一人でも多くのファンを増やしながら,「かき小町」が日本全国,世界各国で愛されるブランドになるようプロモーションしていきたいと思います。
RECOMMEND
-
- 広島食道
- 料理人コンクール
ひろしま料理人コンクール 【全国からの挑戦者求む!!】
ひろしま料理人コンクールとは広島県では、「ひろしまは美味しさの宝庫である」というブランドイメージの向上を目指しており、…
2025.02.25
-
- お知らせ
- 広島食道
ひろしま県民テレビ「未来の食の巨匠を発掘!?」が放映されました
第7回ひろしま和食料理人コンクールの成績優秀者の野口晟弥さんが,ひろしま県民テレビに出演し,コンクールへの想いを語りまし…
2022.01.30
-
- お知らせ
- かきコラム
- 牡蠣
A new brochure “Hiroshima Oysters” is released!
Anewbrochure"HiroshimaOysters"introducestheCharacteri…
2021.04.05
-
- 広島の日本酒について
- 広島の酒
- 広島の酒コラム
全国で最初に認められた竹原の蔵元の純米酒は100年の時を経て、世界へ羽ばたく – 藤井酒造
1907(明治40)年に、日本で初めて開催された全国清酒品評会で最優秀第一位を受賞した蔵元があります。それが、竹原市にあ…
2021.03.09